和歌山のこどもたち向けトランプで大のおとなたちが遊んでみた
こんにちは、ながっちです!
みなさん、「クラウドファンディング」って
聞いたことはありますか?
不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。
とあります。
つまり、
こんなモノ・イベント・サービスがあったらいいよね
というアイデアに対して
共感し、応援してくれる人をWEB上で募り
実現への可能性を広げる仕組みです。
(応援金額に対して配当もあります)
実は和歌山発のプロジェクトもたくさん生まれていて、
→海南駅前で去年から行われている「ARCADE」という
新感覚屋外マーケットイベントのプロジェクト
→なんと一千万円以上もの資金調達(予約販売)に成功した
宙に浮きながら回る音楽スピーカーLEVI SOUNDさんのプロジェクト
そして現在進行中のプロジェクトも...
→新宮市にある「Youth Library えんがわ」さんに新しく自習質を作ろう!というプロジェクト
他にも気になるプロジェクトが続々生まれていますが
今回迫るのは、このプロジェクト!
「和歌山の子供たちに
わかやまトランプを届けたい!!」
会場となっていたのは、
ライフスキル教育を提供するまちの学校
「PETER SOX」さんが運営する
ハウスブルーネ本校スタジオさん。
PETERSOX - いつでも、どこでも、自分らしく輝ける社会をつくる。
中には既にたくさんの人が...
中に入ると
奥の教室で直前の作戦会議中の子供たち。
そう、このお披露目会の発表者は
なんと、小学生!!!
小学生向けの商品ということで、
トランプの絵柄や
表面のキャッチコピーの一部、
オリジナルの遊び方など
実際に和歌山の小学生にアイデアをもらって
2ヶ月のあいだ制作を進めたそうです。
時間が来たので教室の中へ!
プロジェクトの発起人である小幡さんと
PETER SOX代表のおかっちさんの挨拶から始まり、
子供たちの発表のターンへ。
男の子「みなさんは和歌山のことを
いくつ知っていますか?
僕はたくさん知っています。
みなさんにも和歌山のことをたくさん知ってもらい、
和歌山のことをだいすきに
なってもらえるとうれしいです。」
あまりに堂々としっかりした発表に
「こんなに立派に成長して...」と、
参観日に参加した母親のような心境になりました。
(全然知らない子です)
子供たちは3つのチームに分かれて
アイデアを固めていったそう。
最初に表面の言葉を考えたキャッチコピー班の発表。
ホワイトボードの画像から
しっかりみんなで話し合った様子が感じ取れます。
「和歌山の梅のすごいところ
・うめはうめぇっていうダジャレができる
・うめの汁で目をこすると目がいたくなる」
絶対に大人からは出てこない
子供らしい意見が尊いです。
こんなふうに意見をみんなでたくさん出しあって、
いいと思うものに投票して案を固めていったそうです。
最終的に形になったものはこちら!
「うめぼしの
にほんいちは
わかやまだ
しゅるいがたくさん
たべなきゃそんだよ
うめぇから」
だじゃれ採用されてる!
裏面のデザインチームも
和歌山県の形をモチーフにした絵柄を
一生懸命考えたようです。
こんな感じに仕上がっていました!
そして最後に、ゲーム斑!
わかやまトランプオリジナルの遊び方を考えたそうです。
気になるその遊び方は...
1.机に裏返しにしたトランプを広げる
2.全員で「和歌山だいすき!」の掛け声と共にゲームスタート
3.机に裏返しになっているトランプの中から好きなカードを全員同時に引き、表面に書いてあるキャッチコピーをできるだけ速く読み上げる
4.読みきったら自分の持ち札に追加
5.また裏返しになっているトランプから好きなカードを引いては読み上げて持ち札に。ジョーカーが出たら和歌山だいすき!と読み上げます。(制限時間内にそれを繰り返す)
6.制限時間が来たら終了!
7.~集計タイム~持ち札の数字を全部足していきます。(ジョーカーは15点扱い)
8.数字が一番大きい人が勝利!
と、発表してくれました。
しっかりゲーム性がある...!
と、ここで子供たちにサプライズが。
子供たちにはこのイベントでは
完成品が間に合わないと伝えていた
わかやまトランプ完成品が登場!
とても嬉しそうに群がる子供たち。
と、シャッターチャンスを狙い群がるカメラマン達。笑
(この日は読売新聞社さんと
テレビ和歌山さんの取材も入っていました)
全部の班の発表を終えて、感想タイムに入ります。
発表内容から、
話し合いとかも大変だっただろうな~と思っていましたが
やはり「10回ぐらいケンカしたもんな!笑」
とおかっちさん。
おかっちさん「自分がおもしろいと思うことと、
相手がおもしろいと思うことはちがうんですよね。」
たくさんケンカして議論して
一つのものを決めていく中で
子供たちは相手に伝わる伝え方を
学べたのではないでしょうか。
子供たちの口からは
「このトランプを通して和歌山の魅力をもっとたくさんの人に知ってほしい。」
「自分自身も知らなかった和歌山のことをたくさん知ることができた。」
という感想が。
お披露目会後もたのしそうにトランプで遊んでました!
この男の子のお気に入りは太刀魚らしい。
たしかにこの太刀魚強そう。
お披露目会の様子は
こちらの公式ムービーからもどうぞ。
かわいい笑顔と発表の名場面がいっぱいです!
/////////////////////////////////
そして後日、
トランプを貸し出して頂けるということで
「和歌山だいすき!」の掛け声に
若干の不安を抱きつつも
バイト先のカフェのお客さんたちと
実際に遊んでみました!
(ながっちはルール説明係)
机の上にトランプをセットして…
よ~い、スタート!
「和歌山だいすき!!!」(思い切りが大事)
「ぶつぶつぶつぶつぶつ....」
穏やかな雰囲気のカフェが一気ににぎやか(?)に。
みなさん早口言葉のように
ものすごいスピードで読み上げてます。
4人でやると1分半くらいで
すべてのカードがなくなったので
時間の目安にしてみて下さい。
しゅうりょーう!
集計タイム。
計算が結構大変。笑
終わってみてから、
・読み上げることによって書かれている内容が頭に入る
・けっこう情報が細かくておもしろい
・外の県に持って行くと盛り上がりそう
・和歌山の自慢を聞かれたときにぱっと答えられるようになりそう
などなどの感想を頂きました。
ルールも簡単なので大人も子供も楽しめますね。
前々回のワカヤマチックの記事の中で
和歌山愛が強すぎる高校生「和・ケンミンズ」の
中口君にインタビューした際には
小学生のときの授業で和歌山の偉人を知ったことが
今の和歌山愛に繋がったという話がありましたが、
このトランプの中には
稲村の火の濱口 梧陵
合気道の開祖の植芝 盛平
などのちょっとマニアックな偉人カードもあります。
小さいときに楽しく
「和歌山の歴史や自慢できること」に触れておくと
和歌山をおもしろがる発想に繋がりそうですね。
来年の1月に、一般販売が始まるそうですよ!
気になった方はお楽しみに!
※詳細は小幡さんとPETER SOXさんの続報をお待ち下さい
それでは和歌山仕様のジョーカーで
さようなら~。
和大生に行ってほしい!川むこうハシゴ酒のススメ。
こんにちは、ながっちです!
みなさん、12月号のLism
(和歌山のフリーマガジン)
は読みましたか?
今月の特集は、そう。
「サケジョ!」(酒女!)
女子もゆるーくお酒を楽しもうよ!という
激アツな特集なのです!!!
しかし、そこの和大生。
川を渡ると帰れない....という理由で
「友達の家で宅飲み!」or「とぅ〇ーと、炭〇、まる〇ま等々で近場飲み!」
ばかりしていませんか?
実は意外とリーズナブルに
川向こうに行って、帰ってこれちゃうんです。
(まとめてみました)
⇩⇩⇩
(⚠︎こちらで紹介しているサウンドフラッシュぶらくり丁店は2016年12月に閉店されたそうです)
3人以上でタクシーがオススメです★
この表があれば無敵です。
というわけで、今回のワカヤマチックでは、
ながっちとりーさ(一応現役和大生)が実際に行ったり、
噂を聞いたお店を中心に
学生でも入りやすい川むこうのお店を
独断でピックアップしてみました!
いつもと違う飲み歩きに
ぜひ、参考にしてみて下さい♪
(記事の最後にまとめMAPあります)
まずは、帰りやすい駅周辺のお店から!
▼南海和歌山市駅周辺
・ROGE(ロジェ)
https://www.facebook.com/roge1998/
駅から近い度★★★★★
入りやすい度★★★★
オシャレ度★★★★★
ながっちが初めてひとりで入ったBARかもしれません。マスターがとっても優しい...。駅から近くてとても素敵な雰囲気のBARです。
・YAKITORI&BAR BRIDGE
Yakitori&bar BRIDGE - 基本データ | Facebook
オシャレ度★★★★★
入りやすい度★★★★
にぎわい度★★★★★
最近OPENしたヤキトリBAR!ありそうでなかったヤキトリとBARの組み合わせ。スイーツも美味しいとの情報有り。この近辺では最近飲食店がたくさんオープンしたので飲み歩きにオススメのスポットです。
・Takoyaki EIGHT
https://www.facebook.com/takoyakieight/?fref=ts
おしゃれ度★★★★★
トロトロ度★★★★★
入りやすい度★★★★★
テイクアウトできないほどふわふわ柔らかなたこ焼きが楽しめるタコヤキBAR。 ワイン塩などの変り種も!明るくてとても入りやすい雰囲気です。
・Cantera (カンテラ)
http://r.gnavi.co.jp/k53h5gpw0000/
クラフトビール度★★★★
グローバル度★★★★★
ガッツリ度★★★★★
「世界中の料理とお酒」がコンセプトのグローバル感たっぷりのお店。 唐辛子入りのビールなど、海外のクラフトビールが多数取り揃えられていて盛り上がります!
・CHELSEA (2019年7月「城北スタンド」と名前を変えてリニューアルOPEN)
Bistro&cafe CHELSEA(チェルシー) | まいぷれ[和歌山市]
クラフトビール度★★★★
おしゃれ度★★★★★
入りやすい度★★★★★
カジュアルフレンチ&イタリアンのお店。樽生クラフトビールも楽しめます! オープンな雰囲気でとても入りやすいです。
・wick (和歌山市美園町3丁目25-5に移転)
https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30009531/
かっこいい度★★★★★
本格的度★★★★★
マスターの優しさ度★★★★★
本格的な雰囲気ですが、穏やかなマスターがいて、初めてのBARにもぴったり。 お酒に詳しくなくても、お酒の好みを伝えると合わせて作ってくれます。
▼JR和歌山駅周辺
・梅屋
梅屋 和歌山 美園店(和歌山駅/居酒屋) | ホットペッパーグルメ
リーズナブル度★★★★★
メニュー豊富度★★★★
広びろ度★★★★★
おいしくて豊富な日替わり100円メニューがお財布に優しすぎるお店。 海鮮メニューもたくさん!100人の宴会もできるくらいBIGなお店です。
・多田屋
渋い度★★★★
大衆酒場度★★★★★
吉田類さん度★★★★★
駅から徒歩一分の、たくさんの人に愛されている大衆居酒屋。 先日は、「酒場放浪記」の吉田類さんも来店されたようです。 渋くローカルな雰囲気を味わいたいときに。酒屋さん直営なのでリーズナブルです!
・ボートカフェ
https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30005695/
おしゃれ度★★★★★
居心地良い度★★★★★
女子会度★★★★★
落ち着いた雰囲気の夜カフェ。2軒目使いにぴったりです。 お酒も楽しめますよ~!
・ニクバルダカラ
新しい度★★★★★
入りやすい度★★★★
肉度★★★★★
最近オープンした全国チェーンの肉バル。 明るい雰囲気で大通りに面しているので入りやすいです! 珍しい部位のお肉が楽しめます。
・ミソノバル
https://www.facebook.com/misonobar/
駅から近い度★★★★★
和歌山度★★★★★
スペイン度★★★★★
JR和歌山駅すぐのみその商店街の中にあるスペインバル。 和歌山の梅酒やワインの種類も豊富です!
▼駅からちょい遠だけど、ぜひ行ってみてほしいお店たち
・cafe&bar GARAGE (和歌山市雑賀町132に移転)
https://r.gnavi.co.jp/dgxmtdu90000/
おしゃれ度★★★★★
フローズン度★★★★★
楽しい度★★★★★
飲むチーズケーキや、季節のフルーツのフローズンドリンクが楽しめるBAR。 お酒ちょっと苦手かも...という女子にもオススメです!(ノンアルドリンクもあります)気さくなマスターとの会話も楽しいですよ!ながっちはここでテキーラの飲み方を教わりました。笑
・美莉の餃子
https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30002674/
餃子度★★★★★
中国雑技団度★★★★★
やみつき度★★★★★
なんと元中国雑技団の女性店主さんが経営されている餃子専門店。 りーさオススメのお店でファンもたくさんおられるようです。 とても美人な店主さんだそうですよ...!
・UTOTO
https://www.facebook.com/utoto69/
アジアン度★★★★★
気軽度★★★★
落ち着く度★★★★★
個性的な雰囲気のアジアン料理店。お酒の種類も豊富で、シーシャ(水タバコ)も楽あります!隣には、ワカヤマチックで一度紹介したモロッコカフェ「BERBERCAFE」があるので合わせて楽しめますよ!夜のこのエリアは海外に居るような雰囲気を味わえます。
・Bar No.11 バールヌメロオンセ
Bar No.11 / バール ヌメロ オンセ – 和歌山県和歌山市十一番丁
おしゃれ度★★★★★
入りやすい度★★★★★
伝説度★★★★★
「ヌメロ」の愛称でたくさんの若者に愛されている伝説的BAR。 いつ前を通ってもお客さんがいっぱいです。 リンク先の公式サイトもおしゃれすぎます。
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ちなみに今月号のLismさんでは
以下の4軒がオススメされていましたよ!
・NEST
東ぶらくり丁内のボルダリングジム「タイタンウォール」の一階にオープンした
クラフトビールを生で楽しめる立ち飲みスタイルのBAR。
https://www.facebook.com/NEST-craftbeercoffee-193416181060972/
・水辺座
和歌山市駅すぐそば。和歌山の酒造から30種類もの日本酒を楽しめる日本酒BAR。
https://www.facebook.com/mizubeza/?fref=ts
・わらおら
大体なんでも500円?なディープな居酒屋さん。
わらおら - 和歌山県 和歌山市 - ラーメン専門店、バー | Facebook
あらためて挙げてみると
ここには載せきれないほどの
アツいお店がたくさんありますね〜。
ここから各お店の場所をチェックしてみて下さい!
◎共有用Google Map (今回紹介しきれていない店も入れてます)
さぁいますぐ
夜のマチへダイブ!!!
※くれぐれも飲みすぎ・未成年飲酒は気をつけましょう(`_´)ゞ
あらためて和歌浦を観光してみたら癒されすぎた〜母娘ふたり旅編
こんにちは、ながっちです!
わたしは、兵庫県出身で
大学進学を機に和歌山に来たので
和歌山に住みはじめて早5年...
和歌山の景色も
すっかり日常のものとなっています。
そんな中、兵庫県にいるわたしの母親から
「和歌山に遊びに行きたい!(1年ぶり5度目)」
と連絡が来たので、
観光客の視点で和歌山で遊んできましたー!
あらかじめ母が予約してくれた宿は
雑賀崎にある「シーサイド観潮」さんだったので
今回は車で和歌浦中心に廻ることにします。
到着が昼過ぎだったので、
大きな鳥居!
(1時間500円の有料駐車場があります)
なんだか高野山にも似た
神秘的な雰囲気を抜けていくと...
長〜い階段に到着!
ちょっと角度がこわい階段でしたが
なんとか登り切り到着!
振り返ると...
鮮やかな門から覗く景色がとても綺麗です。
造られた場所であり、「関西の日光」とも称されているそう。
このように紹介されています。
色使いが素敵です。
登ってきたということは
またこの階段を下らないといけないのか...
と思ったら、別ルートがあるようなので、
そちらから下ることにします。
ながっち「これはゆるい。(確信)」
ユルイ坂には
南国のような木も繁っていて
行きとはまた違った雰囲気が楽しめました。
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チェックインの時間があるので早めに
「シーサイド観潮」さんへ。
最近リフォームされたそうで、
外観もとてもきれいです。
ロビーの奥には雑賀崎の景色が広がっているので
館内に入ってすぐにテンションが上がります!
フロントが最上階、
客室は下階にあるのでエレベーターに乗ります。
中には今日泊まっているお客さんへのメッセージカードが。
外国の方も2組宿泊されていました。
下階はちょっと予想外な造りで、
屋外に廊下があります。
雑賀崎の斜面に沿って建っているんですね。
プールやBBQ場もあるみたいです。
夏場にも来たい!
部屋までの道のりには
たくさんのわくわくする仕掛けが...
景色がとっても綺麗だったり、
ブランコがあったり、
乗ってみたり、
旅館から手紙を出せるレトロなポストがあったり、
休憩所があったり
なかなか客室までたどり着けません。笑
ついに到着、306号室!
扉を開けると...
アマルフィのようだとも言われている
雑賀崎の景色がバーン!
なんと全室オーシャンビューだそうです。
写真を撮りまくる母。
お部屋は畳敷きにベットのスタイルで
和モダンな雰囲気。
窓際にソファがあるので
思いっきりくつろげます。
懐かしの黒電話も!
荷物を置いてから、
雑賀崎散策をしようと思っていたのですが
居心地がよすぎて一眠りしてしまいました。
(寝つきのいい親子)
目が覚めてあわてて雑賀崎灯台へ!
こちらからも市内側の素敵な景色が。
日が暮れてからの夜景も綺麗そうです。
入り口のこの看板に
怪しいにおいを感じずに
いられなかったのですが、
こちらのブログに詳細があったので、
気になる方はご覧ください。笑
17時のお知らせの放送が
灯台のスピーカーから流れ出すと...
なにやら立ちふさがる白いわんこ達。
四方八方から
たくさん集まってきて(6匹ぐらいいました)
カオスな雰囲気に。
犬好きの方、17時に行ってみてください。笑
ちなみに付近には個性的な場所がたくさん。
いろんな意味で
一部界隈では有名な「七洋園」さん。
レビューがすごいことになっていますが、
七津別館 七洋園【 口コミと写真・価格比較・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
実は和大生のサークル御用達でもあります。
(わたしはサークルで2度泊まったことがありますが個人で行く勇気はありません。笑)
店内を鉄道模型が走る、鉄道好きにはたまらないカフェ「スハネフ14-1」さん。
(今回行けなかったのですがこちらのブログで店内の雰囲気が紹介されています)
夏場にだけオープンする「バグース」さんも
とても人気のスポットです。
bagus 2-2 shin-wakaura wakayama tel: 073-444-2559 / バグース 和歌山市新和歌浦2-2
他にもバブル期に乱立したリゾート施設の廃墟がたくさん残っていたり、
漁港近くにレトロな街並みがあったりと
「ノスタルジー」な雰囲気を楽しめるエリアです。
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宿に帰り少し時間があったので
先に温泉へ~。
船の形をした露天風呂がとても素敵でした!
夕食は館内のレストランで。
すっかり日が暮れて夜景も素敵です。
和歌山の名産がたくさん使われたメニュー。
クスクスが使われていたり、
どの品も遊び心があって
シェフのこだわりを感じます。
和歌浦で取れた新鮮なお魚もやはり絶品。
食にはうるさい母も大満足していました!
お腹いっぱいで部屋に戻ると思いきや~...
宿泊者だけが使える館内のラウンジへ!
なにこの至福空間!!!
夜景を見ながらコーヒーを飲みながら
マッサージ機に座りながら本を読む、
というくつろぐのに忙しいぐらいの環境。
非常に癒されたので
夜もぐっすり眠れました。
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朝起きて、朝食へ~!
基本のセット+バイキング形式です。
目の前で名物の干物を焼いてくれます。
さてさて、
次の目的地「番所庭園(ばんどこていえん)」にいくか~と、
廊下を歩いていると、
これは、
「冒険のにおいがしてきましたね...」
↓過去記事参照
行くしかない。
軽い気持ちで出発したものの
すごい角度の階段に、
ギリアウトっぽい橋など
かなりのアトラクション感。
山道なのに
カニもたくさんカサカサと出没します。
(動きが速いので全然撮れない)
それにしても
なかなかゴールが見えない...
ながっち「これちょっとやばいかも、引き返す...?」
母「いや、行けるやろ!行ききろうよ!!」
わたしよりも行け行けドンドンな母。
ながっち「(これが子を持つ母親の強さか...。)」
ついに到着!
ここが遊歩道らしいです。
秘密の場所ぽくて良いかんじです。
ちょっとした砂浜にも降りることができます。
なんとなく親子の絆も
深まった気がしました。笑
とても楽しい時間を過ごせた「シーサイド観潮」さん。
オーナーさんのインタビューを発見したので張っておきます。
坂口宗徳さん:(株)MANPA (株)観潮 代表取締役社長 | キラリ☆和歌山人 | まいぷれ[和歌山市]
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チェックアウトして
番所庭園(ばんどこていえん)へ!
水戸黄門をはじめとした
様々なドラマやテレビ番組のロケ地にもなっている場所です。
唐突に現れるゾウさんの滑り台や、
目を凝らさないと見えない「ようこそ」や、
取って付けたような恋人岬など、
和歌山らしいゆるさが漂いますが....
景色は超一流!
ただ、こちらは
よく見えませんでした。
BBQサイトや、
プライベートビーチがあったり、
夏に大活躍の場所のようです。
断崖には釣り人たちもいました。(落ちそうで怖い)
チヌが釣れるらしいです。
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こんな感じで母娘ふたりで、
和歌浦めぐりツアーを終えることができました。
最後に母から
「ええな~、和歌山住みたいなぁ~。」
とお言葉を頂いたので
大成功のツアーだったのでは無いでしょうか。
たまには休日に近場の観光スポットで
ドライブだけじゃなく
徹底的にまったりしてみるのもいいですね。
ちなみに月曜・火曜で観光したのですが、
和歌山は火曜日定休のお店がとっても多く苦戦したので気をつけてください~!
それでは、一時間以上かけて行ったのに
霧が深すぎて滞在時間一分で帰った生石高原の景色でさようなら~。
ドキドキせずにはいられない!すさみ町にある絶景カフェでデートしてきた
こんにちは!りーさです。
東京生活を終えて、3日間和歌山でゆっくりと過ごしておりました。
久しぶりに会う彼氏とのデート。
どこへ行こう…と考えながらインスタを見てると、素敵なカフェが。
すさみ町にあるカフェ、
BUSH DE COFFEE さん!
行ってみたかったところや!!!と、興奮気味に彼氏に伝え、車に乗って早速出発!
田辺ICからすさみまでは、なんと高速道路が無料!紀勢自動車道無料区間!
1時間もかからず、到着できました!
高速を降りて、綺麗な海岸沿いをドライブしながらテンションも上がってきた頃、カフェ BUSH DE COFFEEに到着!
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BUSH DE COFFEE
〒649-3141
TEL:0739-33-7400
営業時間:11:00〜18:00
定休日:木曜
facebook: https://m.facebook.com/BUSH.DE.COFFEE/
早速店内に入ると、
もの凄い開放感!!!
ひろーーーーい!
海めっちゃ綺麗!!!
水平線みえてるーー!!
夫婦波も、はっきりくっきり見えます!!
夫婦波は、激しい海流が黒島にぶつかり、真っ二つに裂けた波が再びぶつかり、互いに引いて行くというもの。この波は合掌波または夫婦波と呼ばれ、奇観として「和歌山の親しめる水辺66」にも選ばれています。波と波が出会うロマンチックな岬。空が茜色に染まる頃は一層、恋人たちの心を溶かします。
陸の黒島は窓から見える目の前の島っぽいです。
メニューを開きます。
婦夫カレー!!
目の前の景勝になぞらえたメニューが良いですね。
カレー好きな私。さっそくこの婦夫カレー(1,000円)と、
ピンクレモネード(500円)、カフェラテ(600円)を注文。
カレー登場!
真ん中のごはんで、バターチキンカレー・キーマカレーの2つのルーが仕切られています。
後ろにちょうど夫婦波も写っていいかんじ。
2人で分けて食べることにしました!
どっちのルーも、めちゃくちゃ美味しい!
バターチキンカレーはすごくバターの風味が効いてて、ちょっと甘めでマイルドな味。
キーマカレーは少しピリッと!でもそんな辛くありません!
2つのルーが夫婦波のように出会うとどうなるのか…やってみました。
「…別々の方がおいしいね。」
と意見が一致。(笑)
お店の方に少しお話しを聞きました!
りーさ:「いつからここのお店をされてるんですか?」
スタッフさん:「3ヶ月くらい前からです」
りーさ:「そんな最近なんですね!!」
スタッフさん:「そうなんです(笑)実はまだお店も未完成で。今外のウッドデッキを頑張って作っているところです。」
りーさ:「えっ、手づくりなんですか?!もしかして店内も??」
スタッフさん:「そうなんです、自分たちで作ってます。 このカウンターの壁、こっちはイタリアから取り寄せた石ですけど、こっちは下から拾って来た石を使ってます(笑)」
りーさ:「下の石?!すごいですね!!」
イタリアの石
下の海岸の石
このテーブルの脚ももしかすると…?
もともと建築関係のお仕事をされていたというスタッフさん。
内装の雰囲気もすごく素敵でした!
表では畑もしておられました!
今はハーブ系を育ててらっしゃるのだとか。
「ブログに載せて良いですか?」
と尋ねると、
「おっちゃんも撮って載せてよ〜」
とピースサインをくださいました。お茶目です(笑)
りーさ:「ここって、もともと何だったんですか?」
スタッフさん:「もともと喫茶店だったんです。地下1階は宿泊施設で、地下2階には温泉があったんですよ!来年くらいまでに温泉部分だけでも先に復活させようと、今がんばってます。」
りーさ:「すごく素敵ですね!楽しみです!!」
そんな夢のような施設ができれば、和歌山の恋人の聖地になりそうですね。
りーさ:「石を拾ったってことは、下の海岸に降りられるんですか?」
スタッフさん:「降りられはするんですけど…ロープで…。」
りーさ:「ロープ!?」
冒険の匂いがしてきましたね。
お会計を済ませて、さっそく伺った、駐車場の端の入口へ向かいます。
「えっ、ここ!?!?」
絶対スカートなんかで行くところじゃないと確信しながらも、入ります。
「行くんかい!」と彼氏も呆れ顔です。
「木のトンネルー!」
と、まるでとなりのトトロに出てきそうな景色に、ジブリ好きな私は興奮。
どんどん行こう!
…進んだところで思わず立ち止まります。
いや、
リアルに崖やん。
途中の木々にロープが確かに巻かれています。
これをつたって降りるということですね。
さすがに危ないか?スカートだしな。
でもな…
「行くか。」
崖を下ります。
もはや気分はレスキュー隊です。
最後の木をくぐって…
海岸に無事到着!
※結構ふつうに危ないので、行くときは注意してくださいね!(笑)
いやぁ〜。
このスリル!危険を冒して2人で夫婦波の波打ち際までたどりつくと、そりゃ愛も深まることでしょう!
吊り橋効果ってやつですね。
誰かと気持ちを深めたい方、ぜひ!(笑)
東京から帰ってきたばかりだった私。
改めて和歌山の大自然に圧倒され、感動しました。
和歌山ってとても綺麗ですね。
本当に自慢できるくらい美しいです。
東京にも素敵なカフェはたくさんありました。
世界観もすごいし、音楽の生演奏があったり、オシャレだし。
でも、こんな素敵な景色を見ながらごはんを食べられるなんて贅沢は、和歌山だから出来るんですよね!
和歌山のカフェは、自然とうまくコラボしてるお店がいくつもあって、とても和歌山らしいなと感じました。
そして東京に負けないくらいオシャレで、素敵なお店だってたくさんあるんですよね!
春に東京の人たちを和歌山に招きますが、絶対連れて行きたいなと思いました。
それでは、私が感動した、地元田辺の夕日でお別れです!
今の時期、だるま夕日が見られますよ!
太陽が海に溶けていくようで、とても綺麗でした。
それでは、さよなら〜!
マニアも認める和歌山の喫茶店でほっこりしてきた。【後編】
こんにちは、ながっちです!
前回から
BMC(ビルマニアカフェ)さん著の
『喫茶とインテリア』内で紹介されている
和歌山市内の純喫茶をめぐっています。
前回の記事はこちら↓
今回は、前回紹介した
・「珈琲るーむ 森永」さん
・「純喫茶 浜」さん
に引き続いて、
・「カフェ ぼへみあん」さん
・「純喫茶 ヒスイ」さん
に行ってまいりました~!(またお一人様で...)
//////////////////////////////
三軒目は、
「カフェ ぼへみあん」さん
表にはすでに自転車がとまっています。
今回紹介した喫茶店の中では
一番入りやすいかもしれません。
煉瓦タイルが素敵な外観。
頭上にも大きな看板が。
中に入るとやっぱりかなりの賑わい。
座っている間にも次々とお客さんが来て
テーブル席はほぼ満席に!
レトロでかわいいメニュー。
『喫茶とインテリア』によると、
スタッフの谷奥さんが開店当時の表紙を使い中身だけ丁寧に作り直されたそうです。
お店への愛情が感じられるエピソードですね。
トーストセットと悩みましたが
アイスカフェオレのモーニングを注文します。
トーストの焼き加減が最高です。
サイフォンで点てられたコーヒーも
とても飲みやすくて美味しかったです。
カウンター席に座るとサイフォンを
目の前に見ることができます。
後ろに座っていた奥様ご一行は、
チーズトーストがお気に入りのようで
「とろける~~~!」
という幸せそうな声が聞こえてきました。
次に行くときは絶対に頼もうと思います。
ゆっくりとした雰囲気の店内。
こちらのブログにもあるように
本当に「落ち着きます」。
ゆっくりゆっくり本を読んで
過ごしたいですね。
そんなぼへみあんさんでは
来月から全3回の
朗読イベントが開催されるそうです!
このフライヤーのデザイン、
お店に行った事がある人は見覚えがあるはず...
朗読と美味しいコーヒーで
心から落ち着いてみませんか?
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ラストは、
「純喫茶 ヒスイ」さん!
前々から「中に入ったらスゴい」
という噂は聞いていましたが
なかなか足を踏み入れる勇気を持てずにいたヒスイさん。
はたしてどんな世界が広がっているのでしょうか...
看板のフォントがかわいいです。
中に入るとすぐに大きなシャンデリア!
外からは全くわかりませんでしたが
店内は予想外の混雑具合。
おば様たちの楽しそうな声で
とてもにぎやかです。
ゴージャスな雰囲気に圧倒されて
思わずパフェを注文。
(パフェが似合う...!)
お店を切り盛りしているマスターとママのおふたり。
店内が落ち着いてから、仲良くテレビを見ておられました。
テレビの横のタバコの自販機が良い味を出しています。
この日は娘さんもお手伝いされていました。
1964年の開店ということで
もう50年以上の営業となるヒスイさん。
高度経済成長期には7,8人の従業員が住み込みで働かれていたそうです(!)
当時、青春時代だった方たちも
今では70~80代。
昔を懐かしんで来店される高齢の方も多いそうです。
また、様々な媒体に
取り上げられているヒスイさん。
「47都道府県の純喫茶」
という本でも紹介されていたり、
ニュース和歌山さんのインタビュー記事や、
詳細に書かれたブログも
たくさん発見できます。
特に詳細にレポートされているこちらのブログ。
「2階からの景色はどんなだろう...」
と現在使われていない2階に
思いをはせられていますが...
今回なんと!
特別に2階に
上がらせてもらうことができました!!!
シャンデリアが近い!
吹き抜けから客席を見下ろせます。
使われていない部屋。
2階のインテリアも細部までこだわりが。
こうしたこだわりはマスターが
大阪で出会った喫茶店の装飾に一目惚れして
設計者を探し出し、
このお店の設計を依頼したところから始まるそう。
強い思いを持って作られたお店なんですね。
見下ろすことによって、際立つお城感。
ダンスパーティーとかできそうな雰囲気です。
かつて2階はお見合いの場にも
なっていたという情報も!
http://www.sankei.com/premium/news/150524/prm1505240013-n1.html
以上、なかなか入れない2階からのレポートでした!
帰り際には
デザインがたまらないマッチも頂きました。
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『喫茶とインテリア』の本の帯には
ミュージシャンの細野晴臣さんの
コメントが書かれているのですが、
4軒回った後に読むとあらためて、
しみじみと言葉が染みました。
多くの災害を生き延びて来た建物は文化の証を残していてくれる。文化というものは強く、そして静かに生き抜く力がある。そんな喫茶店や洋食屋があるなら、行かない手はない。向こうから来てはくれないのだから。そんなお店が紹介されている本や雑誌はありがたい。そこに行けば、なんだかわからないけど、気持ちが弾んでウキウキするんだ。 細野晴臣
歴史がある純喫茶ほど、
どこか入りにくい雰囲気のお店が多いですが、
「向こうからは来てくれないのだから」
こちらから出会いに行くしかないですね。
この本に背中を押してもらえた気がしました。
(実際この本があったおかげで店主さんたちと気軽にお話しできました)
2014年時のデータですが、
法人経営の喫茶店が全国的に増加する中
個人経営の喫茶店の割合が全国で一番高い和歌山。
歴史や個性の詰まった喫茶店に
出会える確立は高いのではないでしょうか。
もしかしたらお気に入りの店になるかも。
まずは近所の気になる喫茶店に
遊びに行ってみませんか?
マニアも認める和歌山の純喫茶でほっこりしてきた。【前編】
こんにちは、ながっちです~。
先日、旅先で訪れた本屋さんにて
1冊の本に出会いました。
その名も、
『喫茶とインテリア』
ぱらぱらページをめくってみると、
和歌山市内の喫茶店をなんと4軒も発見!
掲載されていたのは、
①「珈琲るーむ 森永」さん
②「純喫茶 浜」さん
③「純喫茶 ヒスイ」さん
④「カフェ ぼへみあん」さん
知っている喫茶店の名前はありましたか?
どのお店も和歌山ではとっても有名で
昔から親しまれている喫茶店です。
この本の著者である
BMC(ビルマニアカフェ)さんとは何者なのか...
調べてみると、
1950年~70年代に建てられたビルから滲み出る渋みと艶やかな魅力と、
熱気に包まれイケイケドンドンだった時代背景に魅了された5人が
様々な角度でその魅力を謳い、不定期ながらゲリラ的にビルを使ったイベントを繰り広げ、熱いメッセージを送り続けるビル好き集団。
とありました。
文字通りビルのマニアなんですね。
この本は、
「喫茶店と洋食店の魅力は、人と空間が不可分で一体だ」
という考えのもと、
インテリアや店構えなどの空間と、
歴史と共に積み重なったストーリーが紹介されています。
詳しくはぜひ読んでみてください!笑
本を出しちゃうほどマニアな方々に
ピックアップされたこの4店に
一体どんな魅力が埋もれているのか、
そしてどのように楽しんだらいいのか、
さっそく調査してきました!
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今回は購入した『喫茶とインテリア』を片手に
あえておひとり様で巡ってみます。
1軒目は、
「珈琲るーむ 森永」さん
https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30003372/
けやき大通りに面していて
わかりやすい立地です。
昔ながらの喫茶店って
中の様子がわかりにくくて
扉を開けるのに勇気がいりますよね。
でもこの看板のゆるーいフォントと、
「喫茶」でもなく、「珈琲」でもなく
「珈琲るーむ」という言葉のチョイスに
緊張がほぐれます。
お店に入るとママが
優しく迎えてくれます。
この日は娘さんもお手伝いされていました。
店内には常連さんがお二人。
モーニングを注文して、
待っているあいだに店内で繰り広げられる
常連さんとママさんの他愛の無い会話を
勝手に楽しみます。
ちなみにこの日の話題は
・エバグリーンがあちこちにあってすごい
・なぜ万引きが起こるのか
身近なテーマから壮大なテーマまでの
振れ幅がすごいですが、
対応するママさんのトークは切れ味抜群です。
聞いているだけで元気をもらえます。
モーニングが到着!
ちょうどいいボリュームです。
割り箸にもなんだかほっこりします。
美味しくいただきました。
ここで、本に掲載されていた
BMCさん的店内の注目ポイントを
一部ピックアップしてみます!
・石へのこだわり
少しわかりにくいですが、
ところどころに「SKT」と彫られたレンガが使われています。
「SKT」とは何なのか!?
SKTのSKは耐火煉瓦の等級を表しており、
昭和30~40年代に生産が活発だったものだとか。
外壁には名建築によく使われる「大谷石」という石が使われていたり
石が好きな店主さんのこだわりによって
様々な場所に通好みの素材が使われているみたいですよ!
・かわいいパーテーション
花柄があしらわれたアイアンのパーテーションが、
店内をほどよく可愛らしい雰囲気に。
・赤い光の特別席
上の写真の奥に見える怪しい赤い光。
入ってみると思ったより赤い...
裏鬼門ということで弥勒菩薩だそう。
パワースポット的な雰囲気が出ています。
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帰り際に、
「この本を見て来ました~!」
と伝えると、
「あらほんと~!嬉しいわ~!!!
お店にも一冊置いてるんやけど
何度も読んでもうぼろぼろ。笑
記念になるから嬉しくてね。」
と嬉しそうに答えてくれたお2人。
森永さんはなんと1947年からの営業。
約70年ものストーリーがつまった空間を
守り続けられています。
元々大阪出身で都会育ちのママさんは
結婚を機に和歌山へ来られたそう。
「初めはなんて田舎にきてしまったんや~と思ったけどね、今は和歌山大好きよ。
ゆったりしててほっとするんよ〜。」
「あそこに飾ってる木彫りの絵も私が彫ったんよ〜!
木彫り教室に通ってるんやけど
喋ってばかりで全然進まんくってね!笑」
溢れ出すマシンガントークから
和歌山とお店への愛が
伝わってきます。
「古いものを大切にするのが私の信条よ。」
と、いうママさんの
シンプルでまっすぐな言葉も印象的です。
「また来ますね。」と言うと、
「待ってるからね〜〜!」
と返ってきた言葉が本当に暖かくて
なんだかとても感動してしまいました。
和歌山にもうひとり
素敵なおばあちゃんが増えた気分になります。
純喫茶の楽しみ方の一つとして
「思い切って店主さんに話しかけてみる」
のは大切だなぁと感じました。
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高まった気持ちのまま次に向かったのは
「純喫茶 浜」さん。
https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30003374/
浜コーヒーの名前でおなじみの方も
多いのではないでしょうか?
こちらも中の様子がわからず
一瞬ドアを開くのをためらいますが、
思いきって中へ!
心配をよそに
とても優しそうなママさんが迎えてくれます。
川に面しているので
店内は予想外に開けた空間。
思わず窓ぎわに座ります。
ホットコーヒーを注文しました。
注文してから豆を挽き、
マスターが丁寧に淹れてくれます。
『原色日本の美術』という本がずらーり。
『喫茶とインテリア』も置いてありました。
ここでBMCさん的注目ポイント。
・ガラスブロック
レトロなガラスブロック。
川に面しているので優しい光が入ります。
・コテージのような壁
丸太を積み重ねた壁が暖かい雰囲気を作り出しています。
・剥製や工芸品
かなりインパクトのある剥製や工芸品が
店内のいたるところに飾られていますが、
驚くほど雰囲気に馴染んでいます。
これは本物のペンギンの剥製。
茶色くなっているのはタバコのヤニだそうで
いい味になっています。
左の謎の仮面との距離感が近い。
こちらの亀も本物です。
下の亀のほうが貴重らしいです。
全然違いがわからない...。
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この日の店内は、
隣に新しくできたレストランのメニューの一つである
「タコライスとはなんぞや」
という話題でもちきり。
蛸がのっているライスではないという事実に
衝撃を受けるマスターが
常連さんと一緒に、
タコライスへの理解を深めていく様子がとてもかわいくて
勝手にほっこりしてしまいました。
イヤホンで耳をふさいでしまうのではなく
ゆったりとした店内で、
常連さんと店主さんの会話をBGMのように楽しむのも
ありだなぁと思いました。
ひとりでにやにやしてしまいましたが...笑
こちらのお店も1958年からの営業と
かなり歴史が古い喫茶店。
ここに行ったことのある方は
「歴史と共に丁寧に育てられた喫茶店」
という印象を持つ方が多いようです。
最後にこの本を読んで来ました!と伝えると
「若い人はあんまり来ないから、
こうやって来てくれると張り合いがあって嬉しいわ〜!」
と喜んで下さったマスターとママのお2人。
スタバで友達とおしゃべりもいいですが、
たまには一人で
窓ぎわの席に座ってゆっくりすごしてみませんか?
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というわけで今回はここまで。
次回はヒスイさんとぼへみあんさんに
行ってみます。
つづく。
結婚披露宴で和歌山愛を誓った夫婦
こんにちは、りーさです!
寒くなってきましたね。
東京もすっかり秋です。もう薄手のコートが手放せません。
実は、私の東京生活もあと1ヶ月を切っています。そこで、東京にいるうちに会っておきたい人たちに「ごはんいきましょう!」とお誘いラッシュをかけております。
そのうちの一人、東京に住んでいる和歌山県民、太田聖さん。
「ごはんいきましょう!」と連絡したところ、
「うちに遊びにおいでよ!」とおっしゃってくださったので、さっそく遊びに行ってきました!
仕事終わり21:00、代々木のとあるマンションに到着。
実は最近、神田から代々木へ引っ越したばかりの太田さん。
奥様とあたたかく迎えてくれました。
お部屋の壁を自分たちでペンキ塗ったりしてDIYされたのだとか。良い青色でした。
太田さんは私と同じ田辺市出身、奥様はお隣の上富田町出身で、お二人とも田辺高校の先輩!
普段エセ標準語で接客している私。
(代官山マダムにゴリゴリの和歌山弁はどうなのかと思って…)
関西のイントネーションに、すっかりリラックスモード。
そして、テーブルには美味しそうな奥様の手料理。
鍋と、ジャガイモとベーコンのチーズ焼き、そしてビール!(最高!!)
もうお腹ペコペコだった私。
写真とか撮るのも忘れてがっつきました。とても美味しかったです。
食べ終わってリビングで3人でくつろぎます。
実は太田さん夫妻は、結婚して1年半の新婚さん!
東京で行われたお二人の結婚披露宴パーティーのDVDを鑑賞させて頂きました。
(結婚式は地元田辺の闘鶏神社で行ったそう。)
いや、これがもう、ほんっとうに素敵でびっくりです。
元CA、黒木瞳似の奥様の美しさと言ったら…。
お二人はなんと、パーティーをほぼ二人で企画したのだとか!
いろんな人の結婚式を企画してきたという太田さん。
ご自身の結婚披露宴でそのアイデアが爆発した感じでした。(笑)
そのアイデアはご自身のお友達の協力で実現できたのだそうです!
当日の会場セッティング、音楽に加え、
こんな素敵なタブロイド紙も!
太田さんのお友達、スペック高すぎ!!
こちらはアルバム!
おしゃれ~~~~~!!!
パーティーは東京で行われたのですが、お二人の和歌山愛が感じられる、これまでにはない感じの結婚パーティーでした。
まずは、梅酒で乾杯。(田辺市の条例です)
アイスブレイクゲームは和歌山についてのクイズ。
そして、誓いの言葉。
「地元をもっと愛する場所にすべく、アクションし続けます。」
お二人の愛の誓いプラス、和歌山に対する愛も誓われました!
太田さん夫妻に、このアクションについて伺ってみました。
太田さんは現在、リノベーション関係の会社にお勤めで、奥様は旅行会社にお勤めです。
りーさ:「和歌山へのアクションとして、何かなされてることはありますか?」
太田さん:「東京に住む友達を、和歌山に連れて行ってる。今月も、紀の国トレイナートツアーを企画中だよ。」
【画像引用元:紀の国トレイナート/AGARA 紀伊民報】
紀南地方で10/21から12/24まで行われるアートイベント。
最初の3日間は特に大きなイベントが開催されるのだとか!
めっちゃ行きたい!!!だが行けない...
8月にもお友達を和歌山へ連れて行くツアーを実施され、熊野古道や湯浅醤油工場へ行ったり、北山村で川下りも体験したそう。
東京のお友達は大喜びだったそうです!
太田さん:「僕は友達を和歌山に連れて行って、実験をしてるんです。和歌山のどの部分を切り取って、どう見せれば外の人(東京の人)は喜ぶのか。だんだん、見せ方に自信がついてきてるところです。」
地元の人にとっては何でもないようなことでも、外の人は喜んでくださるそうです。
りーさ:「ツアーする上で、どういう風に和歌山を見せているのですか?」
太田さん:「自分が知ってる場所を、自分の言葉で紹介しています。僕は小学生の頃から民話が好きで。今でもトイレとかに本を置いてて、たまに読んでるんだけど。
例えば、橋杭岩を案内するときも、橋杭岩の伝説を話したり。完全に合ってるかどうかわからない、うろ覚えな感じがリアルでいいと(笑)友達から言われたよ。」
そういって、橋杭岩の弘法大師説と、 もうひとつの説をお話をしてくださいましたが、主人公の名前が出てこないといううろ覚え具合でした(笑)
【画像引用元:http://www.kankou-kushimoto.jp/event/hashikui_r_up.html】
弘法大師説が気になった方は、こちらで読んでみてください。
私も雑学というか、こういう類の話を聞くのが大好きで。
こういう情報があると、よりその場所が印象付けられるなと感じました。
太田さん:「でも、このツアーは、自分の友達に対して、無料でやってるからこそ成り立ってるものやと思ってます。ちゃんとツアーガイドとしてお金をもらうなら、もっと凄い情報量が要ったり。その辺はまだ考え中です。
今、ガイドさんって増えてますけど、本当に自分が素敵やなと思ってることを伝えられる人が和歌山(紀南・熊野)には少ないんじゃないかな〜って感じてます。」
太田さん:「あ、あと外国人相手にも実験してみたいね。」
そういって奥様に微笑む太田さん。
太田さんの奥様は、先ほどもチラッと書きましたが、元CAさん。2年前までドバイに住んでいたのだとか!
高校時代からアメリカに留学されており、英語が堪能です。
グローバルな奥様と暮らすことで、日常の会話の中でも外国の名前が出ることも。
太田さん:「奥さんと暮らすようになって、海外を意識するようになりましたね。
和歌山はもっと、世界へ向けて発信していいんちゃうかなって思います。
例えば、近露の奥ジャパンという会社があるんやけど、この会社はイギリス人が外国の人に向けて熊野の観光を発信してたりするんです。」
このような会社があることを、全く知りませんでした!
和歌山だけでなく、京都や四国、長野県なども紹介されております。
わたしも奥深いマニアックな日本、自分の足で歩いて見つけてみたくなりました。
りーさ:「今後のお二人のビジョンをお聞かせください!」
太田さん:「5年後、奥さんのオリンピック関係の仕事が落ち着いたら、和歌山へ帰ろうかと思ってます。
でもそれも、まだ本当に5年後かどうか、本当に帰るかどうか、まだわからない。
僕にとって、東京は世界の都市と比べても面白くて凄いまちです。
和歌山は思い入れもあるし、単純に面白いまちだけど、でもそんなまち日本中にたくさんあって。
その中でどうやって切り取って見せていくか。都会の空気を吸った人間が、和歌山の素材をつかってちょっとやんちゃするような何かを、見つけられたらと思ってます。」
わたしは、このお二人だからこそ切りとれる和歌山らしさがきっとあると思います。
これからのご活躍が楽しみです!
それと同時に、わたし自身の和歌山の切り取り方についても考えさせられました。
わたしが知ってる、わたしの言葉で紹介できる和歌山。
そんなにたくさん見つけられてるのかな?
東京で生活して約4ヶ月。
正直わたしは、東京というまちがどういう場所か、まだ掴めてません。
東京は、ほんの少しの距離を移動した隣駅でさえも、全くまちの雰囲気が違うのです。
「インテリアのまち目黒」、「古着とサブカルまち高円寺」、「古本のまち神保町」と言ったように、そのまちごとに「◯◯のまち」といったテーマがあるのです。
違う駅で降りるごとにころころと表情を変える東京は、たしかにとても面白いです。飽きません。毎回新しい刺激がありました。
でも、わたしは和歌山にそれらが無い、もしくは和歌山にいるからそれらに出会えない という事は無いと思うのです。
ワカヤマチックで紹介してるように素敵な場所はたくさんあります。
ただ、やっぱり「歩かない」ので、見つけられないことが多いのでは?と思います。
東京は電車の便が良い分、電車以外のところはみんな歩きます。
おしゃれ自転車やスケボーもいますが。
今、とても和歌山を歩きたいです!!
きっとこれまで、原付で前を通り過ぎてしまっていた素敵な場所がたくさんあると思うのです。
東京でのまとめ。
「まちを歩こう」です。
来月からは、北九州に場所を移します。
ここでもたくさんまち歩きをして、また新しい面白いモノ・コト・ヒトに出会えますように。
それでは、来月から住むまちの景色で締めます!
さよなら〜!